春菜みえこ…2005年12月25日テイチクレコードよりデビュー
18歳の春、歌手を夢見て長野から東京に上京して来ました。
31歳の時、若い才能を生み出そうと「プロダクションガンバ」を設立。
そんな矢先、32歳で大病を患いました。
「このまま、死んでしまうのだろうか?」…全ての夢を諦めかけました。
私は、なぜか命をふたたび(・・・・)与えられたのです。
「生きていることは当たり前ではない」そう思っています。
毎日毎日が違う1日なのです。
毎日毎日に新しい出会いや氣付きがあるのです。
全ての命には意味がある…少しだけ分かってきたことです。
歌手・春菜みえこの歩みは、決して速くありません。
活動量も多くありません。
言い訳に聞こえるかもしれませんが、
私にはもう1つの顔、「㈱ガンバ代表取締役 山岸美江子」もあるからです。
どちらの仕事も、その質を落とさないための最低必要条件と考えております。
では、なぜ歌手をやっているのでしょうか?
「春菜みえこ」というひとりの歌手にも与えられた意味≒使命があるからです。
昨年は、ファーストコンサートも成功しました。
特別養護老人ホームでは、入居者のみなさまに涙の歓待をいただきました。
「歌には力がある」…そう確信した瞬間を何度も味わいました。
「歌で喜んでいただくこと」
このことがすべてです。
故郷にいる舞踊家の母も80歳になりました。現役舞踏家です。
正直に申し上げますと、最も喜んで欲しい人はやはり母。
かつて私が会社経営を「もうやめて長野に帰る」ともらしたとき、
「あんたが帰って来るところなんてどこにもないよ」
と厳しく突き放したその母を喜ばすことです。
春菜みえこは、おかげさまで今日も元氣です。
- 春菜みえこ
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