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rasisa
 
 
 

 
 
 
 

投稿者 ラ・メール
作成日 2013/10/08
ㆍ照会: 2811  
小さい秋
秋になると思いだす。
サトウハチロー作詞、中田喜直作曲の「小さい秋みつけた」と、ビゼー作曲の「小さな木の実」を。

ハチローは、その昔々、NHKラジオの人気番組「話の泉」の常連さんであった。
子供心にも太った、もっさりした(ごめんなさい)おじさんのイメージしかなかった。
だが、この人は若い時には、浅草の不良として鳴らしていた(風評を耳にしていた)
だから当時の風貌と少年時代のハジケぶりが、どうしても結び付かなかった。

その後、いつのころか定かでないが、「小さい秋みつけた」の作詞がサトウハチローであることを知り、驚いた。
えっ!あのおっちゃん(?)が、あのような無垢な、リリシズム溢れる美しい詩を作ったのか、と。

今になれば、容貌と感性は全く別物であることは疑いのない事実であるが、当時は納得がいかず、いつまでも違和感が消えなかった(笑)

また、秋が巡ってきた。
ユーチューブでゆう子さんの「小さい秋みつけた」を聴いている。
ゆう子さんの清澄な声質が、この歌の抒情性にピッタリなのです。
歌声に耳を澄ませば、言葉では到底表現しつくせない「小さい秋」に内在する繊細で微妙な秋の風情が静かに心に染み入ってきます。

秋の夜長に一人静かに思いにふける。
また、楽しからずや。
自然に向かって心の目をそっと開き、誰も気付かない私だけの小さい秋を見つけよう。

かなうならば、ゆう子さんの「小さな木の実」も、是非お聴きしたいものです(^-^)