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rasisa
 
 
 

 
 
 
 

投稿者 ラ・メール
作成日 2014/05/20
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驚きと嘆き
朝日新聞「社会福祉法人 食い物  社福利権 飛び交うカネ」の記事に驚いた。
社会福祉法人(特別養護老人ホーム、保育園等)の理事長職を億単位の金で売買し(又は、理事長ポストを利用して法人の私物化をはかり)、多くの利益を得る例が多発している、と。

言うまでもなく、社会福祉法人(以下、社福と言う)は地域福祉の向上を目指し、設立、承認された利益を目的としない非営利団体である。
だから、一般企業と異なり、税は免除され、多額の補助金の交付を受けている。
結果的に、高い利益率となり、社福は多額の財産を内部留保している。

悪い者もいるものだ。
この財産と利益を上げるシステムに目を付け、社福を私物化し、これを食い物にする理事長が後を絶たないそうだ。
本来、理事長の一存では財産を自由に処分することは出来ないはずだが、内部のチェック体制が甘いので、福祉団体の理事長にあるまじき、嘆かわしい不祥事が多発する。

適正な血税使用の観点から、第三者機関による厳しい監視体制の確立が急がれる。
かかる事態がまん延するようになれば、福祉事業への信頼感は大きく損なわれるだろう。

洋の東西をとわず、お金(甘い蜜)の周りには、必ず不届き者が群がるものだ。
悲しいけれども、これが現実の姿だ。

介護施設の従業員の給与水準は低く、労働は過酷。
だから離職率は高く、常に人材不足だと言われている。
だが、社福全体の年間黒字額は5千億円に達し、黒字額の収入に対する割合は6%近い。
これに対し東証上場企業は4.6%(平均利益率)に過ぎない。
ちなみに特養の平均内部留保額(蓄えたお金)は3億円だそうだ。

理念に燃える立派な経営者も多いと思うが、こうした不祥事がジャーナリズムに取り上げられるようでは、利益優先の経営者も相当いるのだろう。人間の本性について考えさせられますね(笑)