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rasisa
 
 
 

 
 
 
 

投稿者 ラ・メール
作成日 2014/05/04
ㆍ照会: 1632  
家族の監督責任
先日、認知症で徘徊中、列車事故を起こした夫の監督責任を老妻に認めた控訴審判決が出た。

親は未成年者の子供に対する監督責任を負う。
これと同様に成人であっても、判断能力に欠ける者に対しては、配偶者、子供に対しても監督責任を認めている。

だが、未成年者と成人では、自ずから監督内容は異なるはずだ。
乳幼児に対する親の監督は容易だが、成人はそうはいかない。
監督者よりも体力の優れているものもいる。

この事例のように、老妻(事故当時85歳)が夫を24時間監督するなど体力的にも、能力的にも一般的には出来るはずがない。
かかる事情を考慮せず、機械的に法律判断を下すから、「時代に逆行した判決」との声が出るのも当然だ。

そもそも、道路を横切って鉄道を敷設すれば、ある程度、事故が起きることは避けられない。
本来ならば、全て高架にすべきである。
だが、経済的な理由で、踏切のバーで妥協している。

この理屈を無視して、一方的に鉄道側を被害者とする規定は時代遅れである。
悪意なき鉄道事故は利用者、事業者の全体責任とし、個人に負担を求めない制度を作るべきではなかろうか(私は悪意なき事故は事業者のリスク責任にしても良いと思っている)

何事においても日本は犠牲者が出ないと、なかなか重い腰を上げない体質であり、欧米に比べ、力強い予防策が取りにくい国である。

これから認知症は益々増加する(2012年推計で462万人)
家族が安心して介護できる体制作りが急がれる。

今回のように鉄道事故で老妻に二重の重荷を背負わせることは余りにも酷である。

※法的知識がありません。至らぬ点があれば、ごめんなさい(^-^)