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rasisa
 
 
 

 
 
 
 

投稿者 ラ・メール
作成日 2014/08/02
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詩ランキング雑感
教科書に載っていた好きな詩ベスト20が「朝日be」に掲載されていた。
第1位は宮沢賢治の「雨二モマケズ」、2位は高村光太郎の「道程」、3位は与謝野晶子の「君死にたまうこと勿(なか)れ」。
4位、5位、6位は島崎藤村の「椰子の実」、「初恋」、「小諸なる古城のほとり」
7位 やなせたかし「手のひらを太陽に」、8位 土井晩翠「荒城の月」
9位 室生犀星「小景異情(その2)」、10位 金子みすゞ「私と小鳥と鈴と」

「雨ニモマケズ」 誰でも知っている詩。納得。
「道程」は
僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る ああ、自然よ父よ・・・・・・
この詩はよく試験に出た記憶がある。父とは何を指すかと?
光太郎は「千恵子抄」でよく知られていますね(歌にもなっています)

「君死にたまううこと勿れ」・・・・・「君死に」を子供のころは「くんし」と読んでいた(笑)
君が弟のことだと知ったのは、もう少し後でした。

藤村の詩は抒情性に溢れた五七又は七五調。
私は「小諸なる古城のほとり」が好きでした。
だが、藤村は自らの近親相姦を「新生」にて告白。
あの美しい詩と「新生」は結び付かず、私は当惑した。

「小景異情」は
ふるさとは 遠きにありて思ふもの そしてかなしくうたふもの よしやうらぶれて異土の乞食(かたい)となるとても かへるところにあるまじや・・・・・・
故郷に対する複雑な心境を歌ったもの。

「私と小鳥と鈴」は、みんなちがって、みんないい、ですね。

第15位 中原中也「汚れつちまつた悲しみに・・・・」もいいですね。
汚れつちまつた悲しみに 今日も小雪の降りかかる
汚れつちまつた悲しみに 今日も風さえ吹きすぎる
・・・・・・・・

多くの人々に愛され、多大な影響を与え続けた、これらの詩が、これからも連綿と受け継がれていくことを望んでやまない。