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rasisa
 
 
 

 
 
 
 

投稿者 ラ・メール
作成日 2014/12/10
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老いに抗わず
誰もが避けて通れぬ老いに抗い続ければ、いばらの道が待ち受けており、時には自裁にいたることもある。

「老人と海」の世界的文豪ヘミングウェイは、その典型だろう。
私は、日本では三島由紀夫、田宮二郎、加藤和彦(北山修の言による)が、このグループに属すると思っている。

彼等の美学は老いと衰えを(人生の)舞台の上で、人目にさらすことを許さなかったのだろう。
だが、自裁は残された者に対し、計り知れない悲しみと苦しみを与える。
どのような生き方をするかは各人の自由だが、この道だけは避けてもらいたかった。

人は一人で生きているのではない。
人との係わりの中で生きている。
この関連性に目を向ければ、老いても自ずから取るべき道は限られてくるように思える。

老いには、むきになって抗わず、自然の流れに身をまかす。
私はこの道を選びたい。